
オウンドメディア(Owned Media)とは、オウンド(Owned)とあるように、自社の所有する(Owned)メディアのことを指し、冒頭のコーポレートサイトやソリューションサイトなどもオウンドメディアに含まれます。
しかし、国内ではこれらのサイトと線引きをするような形で、企業が運営する情報サイトやブログのことを主にオウンドメディアと呼んでいます。
オウンドメディアという言葉を調べると「オウンドメディアとは必然の出会いを作る」と興味深い表現を見つけました。
広告との対比で説明されていた中でのキーワードで、広告はというと「偶然の出会いを作る」とありました。
また、広告が「偶然の出会いを作る」なら、なぜオウンドメディアは「必然の出会い」となるのか、検索エンジンで見ていくとわかりやすいと思います。
たとえば、リスティング広告であればあるキーワードに対して検索をかけてきたユーザーに、広告主が意図して特定のサービスやコンテンツを表示させることができるため、ユーザーの検索した意図と、表示される情報の関連性よりも広告主の意図が優先され、結果的にユーザー側からすると「偶然の出会い」となるわけです。
一方で、オウンドメディアは、ユーザーの検索意図に合うコンテンツがオウンドメディアにあれば、検索エンジンがそれを検索結果として表示させるため、ユーザー側からしてみれば「必然的な出会い」となります。